DEGASSING SYSTEM
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-  循環脱気装置の性能実験  -


オタリ デガシングシステムを実際に使ってみて、
その絶大な効果を体験してみましょう。


-  性能実験  -

①条件
脱気装置:UDS001A-WT90(旧仕様、現行機はUDS005AS)
・タンクサイズ:500mm×460mm×400mm
・液深度:310mm
・洗浄液(水)容量:71.3ℓ
・初期温度:21.1℃

以上の条件で、洗浄槽内の洗浄液(水)を脱気してみます。


写真1.実験装置

②実験開始
市水を入れて超音波を照射している洗浄槽にUDS0001A-WT90(旧仕様、現行機はUDS006AS)をセットして脱気開始。
脱気前の超音波音圧は210mV。溶存酸素濃度は9.1mg/ℓ(HORIBA溶存酸素計0M‐71で測定)


写真2.脱気前の洗浄槽の状態(左) 写真3.脱気中の洗浄槽の状態(右)
実験開始10分後より波立現象が発生。溶存酸素濃度が5mg/ℓを下回ると波立現象により投込振動子が見えなくなってきた。

③実験結果
脱気開始より溶存酸素は減り続け、約40分で2.74mg/ℓあたりに安定。音圧値は210mVから520mVに上昇し2倍以上の変化となった。

・溶存酸素値の変動グラフ
溶存酸素量9.1mg/ℓから、約40分後には2.74mg/ℓまで下がり、その後一定の値となった。溶存酸素が減りすぎて1mg/ℓ以下となると気泡によるキャビテーションの発生量が少なくなり、かえって洗浄効果が悪くなる事ガ知られているが、UDS001A-WT90では、約2.7mg/ℓで一定となり、超音波洗浄に最適な溶存酸素量にコントロールされている事がわかります。

④動画
実際に脱気している様子の動画。



この実験でわかるように、オタリ デガシングシステムで、
脱気した洗浄槽の超音波が2倍以上に増加します。

超音波が2倍になるという事は、単純に洗浄槽内の投込振動子が2倍となるようなものです。
これにより取れなかった汚れが取れるようになるだけでなく、
超音波洗浄機を減らすという事も可能となります。


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